ひろしまブランドショップTAUに行ってみた

10周年を迎えた ひろしまブランドショップ

店舗外観（画像出所：筆者撮影）

「アンテナショップに行ってみた」第6回となる今回は、東京・銀座一丁目の「ひろしまブランドショップTAU」様（以下「TAU様」と省略）にお邪魔しました。
「TAU＝たう」は、届くという意味の広島の方言だそうです。豊かな自然と多様な文化や伝統を持つ広島。その伝統を守りつつ、日々挑戦を続ける広島の人々の営みや想い、そしてそこから生まれる「もの」や「こと」などの｢宝物｣を多くの人に伝える場、「たからものにあう」場所という意味が込められているそうです。
なんと、同店のオープン日は2012年7月16日、つまり今年2022年は10周年にあたります！この記念すべき年、皆様に足をお運び頂けるよう、頑張って紹介してまいります！

<各フロアの紹介>

B1F 瀬戸内ダイニング

B1F 瀬戸内ダイニング「銀座 遠音近音 Ochi Kochi(をちこち)」（画像出所：TAU様ご提供）

建物側面にある「GINZA 遠音近音」と書かれた専用入口から地下に降りられます。
店名の遠音近音とは、昔と今、ここかしこから色々な物語が聞こえてくる、といった意味があるとのこと。
このお店では広島の食材をメインに創作和食を提供しています。

1F ショッピングフロア、ひろしまCAFE、広島酒工房 翠

1F ショッピングフロア（画像出所：筆者撮影）

1F ひろしまCAFE（画像出所：TAU様ご提供）

1F 広島酒工房 翠（画像出所：TAU様ご提供）

ショッピングフロアでは、生鮮食品、常温・冷蔵・冷凍の加工食品、広島銘菓などを品揃え。
「ひろしまCAFE」では、広島の旬の食体験の場所として様々なグルメを提供、出来たての食をその場でお召し上がり頂けます。また、夜はBARコーナーとして、様々な広島のお酒をお楽しみ頂けます。
「広島酒工房 翠」では、灘、伏見と並び称される日本三大銘醸地「西条」（さいじょう。旧・広島県賀茂郡西条町、現・東広島市）を有する広島の銘酒や、広島県産の葡萄のみを使用したワインなどを取り扱い。手数料はかかりますが、同店のお酒をB1Fの「銀座 遠音近音 Ochi Kochi(をちこち)」様に持ち込み可能とのこと（遠音近音様入店時にレシート提示）。

2F カープ・サンフレッチェグッズコーナー、熊野筆コーナー、広島お好み焼 鯉々、観光情報コーナー

2F 広島東洋カープグッズコーナー（画像出所：筆者撮影）

2F 熊野筆コーナー（画像出所：筆者撮影）

2F 広島お好み焼 鯉々（画像出所：TAU様ご提供）

2F 観光情報コーナー（画像出所：筆者撮影）

広島東洋カープ・サンフレッチェ広島グッズコーナーや、近年話題の「熊野筆」コーナー、本場広島のお好み焼を楽しめる「広島お好み焼 鯉々」、広島の工芸品を品揃え。広島の観光案内や物産情報の提供をしてくれる観光情報コーナーもあります。

3F イベントスペース、広島イタリアン

3F イベントスペース（画像出所：TAU様ご提供）

3F 広島イタリアン「MERI PRINCIPESSA GINZA」（画像出所：TAU様ご提供）

「ひと・もの・こと」を通じて広島の「宝」を発信するイベントを随時開催。
広島から届く新鮮な魚介類、肉、野菜、チーズなどの食材を使ったイタリアンを提供する「MERI PRINCIPESSA GINZA」もございます。

【店舗概要】
＜住所＞　東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング
<店舗URL>　https://www.tau-hiroshima.jp/
<地図>

広島と言えばやっぱり牡蠣

牡蠣のイメージ画像（画像出所：photo AC）

農林水産省『令和２年漁業産出額』（調査年2020年・公開日2022年3月31日）によると、広島県の牡蠣の産出額は全国1位！ しかも全国産出額の47.5％もあり、2位の産出額の約5.3倍と圧倒的です！
ということで勿論TAU様でも牡蠣製品を取り扱い。オススメは、「倉崎海産 花瑠＆花星（おいる＆おいすたー）」。様々なメディアで取り上げられた人気商品。広島湾の養殖場でとれた牡蠣を香ばしく焼き、醤油で軽く味を調えて、コーン油に漬けた濃厚な味わいはワインに最適とのこと。牡蠣が漬かっていた旨みたっぷりのオイルは、お料理に使っても美味しそうです！

倉崎海産 花瑠＆花星（おいる＆おいすたー）税込1,869円（画像出所：筆者撮影）

レモンをはじめ柑橘類の名産地

レモンのイメージ画像（画像出所：photo AC）

農林水産省『令和元年特産果樹生産動態等調査』（調査年:2019年・公開日:2022年4月11日）によると、広島県の果実の品目別出荷量では、レモン1位、ネーブルオレンジ1位、はっさく2位、なつみかん7位と柑橘類の生産が盛んです。
特に広島県産レモンの認知度は高く、「JA広島果実連 れもんグミ」や「イトク食品 瀬戸内レモンジンジャーシロップ」など、レモンを原材料に使用した商品を数多く品揃えしています。
レモンジンジャーシロップは、調味料として料理のアクセントにするのは勿論、炭酸水で割ってジンジャーエールにしても美味しいですよ。

左：JA広島果実連 れもんグミ 税込130円（画像出所：筆者撮影）
右：イトク食品 瀬戸内レモンジンジャーシロップ 税込1,296円（画像出所：筆者撮影）

お好み焼きは外せない

お好み焼きのイメージ画像（画像出所：photo AC）

広島名物と言えばやっぱり「お好み焼き」。「タウンページデータベース」によると、人口10万人あたりのお好み焼き店登録件数で、広島県が全国1位と記載されています。
私事ですが、筆者の父の出身地は徳島県で、こちらも人口当たりのお好み焼き店の多い県。その父の影響から、筆者の家では週1くらいでご飯のおかずとしてお好み焼きが出てきていました。
そんな家庭で育った筆者もお好み焼きは大好物！　7/20～7/21に仕事で広島に行きましたが、お好み焼き美味かったっす♡
TAU様のオンラインストアでは、グルメサイトの広島お好み焼きランキング上位の人気店「みっちゃん総本店」の冷凍お好み焼を取り扱いしています。レンジで8分チンするだけで、お店と同じ味をご家庭で味わえますよ。

みっちゃん総本店 冷凍お好み焼 そば入1枚 税込1,080円（画像出所：筆者撮影）
※店頭では1枚からの販売ですが、オンラインストアでは複数枚セットでの販売となります

独自に発展させた"広島式"汁なし担担麺

汁なし担担麺のイメージ画像（画像出所：photo AC）

汁なし担担麺という名称が初めてメニューに載ったのは、2001年1月の広島の「きさく」だと言われています。本場四川省の担担麺は汁なしが普通（「成都式」と言われる）ですが、これを独自に発展させたものが「広島式」と言われています。2017年にはサンヨー食品から「サッポロ一番 街の熱愛グルメ 広島式汁なし担担麺」という商品が発売されており、汁なし担担麺が尾道ラーメン同様、広島のご当地ラーメンとして認知されています。
TAU様では、そんな汁なし担担麺の人気店「キング軒」の汁なし担担麺を取り扱い。是非ご賞味下さい！
辛いのが苦手という方は、尾道ラーメンの人気店「東珍康（トンチンカン）」監修商品も取り扱いしておりますので、是非そちらをお試し下さい。

左：キング軒 汁なし担担麺 2食入 税込540円（画像出所：筆者撮影）
右：尾道ラーメン 東珍康 3食 税込1,080円（画像出所：筆者撮影）

日本三景の一つ「安芸の宮島」

厳島のイメージ画像（画像出所：photo AC）

江戸時代の儒学者「林春斎」が卓越した3つの景観として、「松島」「天橋立」とともに「安芸（あき）の宮島」を讃え、この3つの景勝地が日本三景と呼ばれています。
安芸（あき）は旧国名（令制国・律令国）で、広島県西部にあたります。秋の宮島じゃないですからね。
宮島は、広島県廿日市市（はつかいちし）宮島町の厳島（いつくしま）の通称です。島の通称と住所は宮島で、島名自体は厳島ですね。
厳島と言えば真っ先に思い浮かぶのは、1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社！
厳島神社の海上に浮かぶ大鳥居と社殿はあまりにも有名で、誰もが一度は画像を見たことがあるはず。
現在のような海上社殿は、平清盛によって造営されたと言われており、国宝や重要文化財に指定されています。
歴史的・文化的な価値があるだけじゃなくて、SNSにアップしたくなる幻想的なビジュアル！是非とも行きたい神社です！
観光情報コーナーでは、厳島神社をはじめ、広島県のオススメ観光スポットを紹介して貰えますので、ご旅行をご検討中の方は、是非ご利用頂ければと思います。

広島県の魅力をギュッと詰め込んだ「ひろしまブランドショップ TAU」様。銀座・有楽町方面にお越しの際は、是非TAU様にお立ち寄り頂き、広島を感じて頂ければと思います。
なお、今回ご紹介した商品をはじめ、魅力的な商品の数々がTAU様のオンラインストア（https://shop.tau-hiroshima.jp/）で取り扱いしておりますので、是非ご覧下さい。