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アンケートをとってみた「母の日」(2024年)

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「ぐるっぱ」では、年間催事についてのアンケートを取っております。その結果の一部を記事にして公開しております。今回は「母の日」(2024年)についてのアンケート結果をご紹介いたします。是非ご覧下さい。

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そもそも母の日とは?

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母の日イメージ画像(引用元:photo AC)

「母の日」は5月の第2日曜日。その年によって日付が異なります。
アメリカの南北戦争(1861~1865年)の最中、ウェストバージニア州のアン・ジャービスは地域の女性と共に「母の仕事の日」と称して敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善する活動を行いました。
アン・ジャービス他界後の1907年、アン・ジャービスの娘であるアンナ・ジャービスは、母親が日曜学校の教師を務めた教会で記念会を催し、亡き母が好んだ白いカーネーションを贈りました。
翌年、470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」のお祝いをし、そこでアンナが参加者全員に白いカーネーションを手渡したことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。
そして、アンナは友人らに「母の日」を設けて国中で祝うことを提案し、1914年「母の日」はアメリカの記念日になり、毎年5月の第2日曜日と定められました。これが「母の日」の起源と言われています。
日本では1937年に第1回「森永 母の日大会」が開催され、1949年頃からアメリカに倣って5月の第2日曜日に催されるようになりました。
なお、母親が存命である場合には赤いカーネーション、お亡くなりになっている場合には白いカーネーションを贈るそうです。

母の日に贈り物をした人は回答者の約1/3

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当アンケートの回答者の約4割が60代以上になっており、贈る相手がいない可能性もあり、母の日の贈り物をした人は回答者の約1/3に留まりました。
60代以上を除外して再集計したところ、対象回答者数853人で45.6%が贈り物をしたという結果になりました。
まさか半数に満たないとは思わなかったです。

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誰に贈ったか?

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「自分の母」という回答が8割以上を占めています。次いで36.8%が「配偶者の母」となっています。
お義母様との距離感にもよると思いますが、自分の母親にだけ贈って、お義母様には贈らなくて良いのか、悩むところだと思います。
なお、お子さん(お孫さん)と同居の既婚男性の約1割は、奥さんに贈り物をしていました。

花を贈ったか?

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母の日の贈り物をしたと回答した人のうち、44%が「花を贈った」と回答しています。
ちなみにどんな花を贈ったか確認したところ、1位はカーネーションですが、それ以外の花も散見されます。

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筆者が子供の頃は母の日の贈り物と言えば赤いカーネーション一択でしたが、2000年代に筆者が社会人になり母の日の贈り物をしようとギフトカタログを見た時には、色とりどりのカーネーションやカーネーション以外の生花、プリザーブドフラワー、生花と焼き菓子のセットが掲載されていて、赤いカーネーションだけじゃないんだと驚いた覚えがあります。

花以外に贈ったものは?

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「母の日に贈り物をした」と回答した489人のうち、14.4%が「花のみ」、29.1%が「花+花以外」、56.4%が「花以外のみ」を贈ったと回答しています。
本来はカーネーションを贈る催事なのですが、花以外のみを贈っている人が6割弱もいることに驚きました。
母の日の由来に即してカーネーションを贈るより、贈られた相手が喜ぶことに重きを置くよう価値観が変化しているのかと思います。
また、「花を贈った」と回答した人の68.4%が花以外も贈っており、母の日の様式として花も贈りますが、花以外もあわせて贈ることで、より感謝の気持ちを伝える傾向が見られます。

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花以外に贈ったものとしては、スイーツ(冷蔵・冷凍)が1位で、2位に有名店のお菓子(常温)がつけていました。形に残るものだと貰う側の趣味に合うかどうかという問題がありますので、普段自分では買わないようなお取り寄せスイーツが贈るのに無難なのだと思います。
2010年代から母の日・父の日ギフトカタログにおける生花の掲載ページ数は年々減っていき、お取り寄せグルメ・スイーツ、美容・健康グッズ、高級なホテル・レストランの宿泊券・食事券のような体験型ギフトなど、兎に角相手が喜びそうなモノ・コトの掲載ページが増えていきました。
今年2024年の母の日・父の日ギフトカタログ全ページ数における花の掲載ページ数の割合を確認したところ、少ないチェーンでは約3割、標準的な約5割、多いチェーンでも6割となっており、花の扱いが大分減ったという印象を受けました。

母の日の贈り物をどこで買ったか?

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母の日の贈り物をした回答した人の約4割が「インターネット通販」で買ったと回答しています。
核家族化が進み、祖父母世代とは別居していることが多いため、相手宅まで届けてくれるインターネット通販の独り勝ちとなっています。
何を贈ろうか迷ったときに人気ランキングを表示できたり、リアル店舗では提案しきれない花とグルメ・スイーツ・雑貨の多様な組み合わせを提案できたりするのも、インターネット通販の強みですよね。

母の日の贈り物1人あたりのお値段は?

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3,000円以内が約4割と最多回答で、次点が3,000円超~5,000円以内で約3割、3番目が5,000円超~8,000円以内は13.1%、8,000円超の回答は合計で14.7%となっています。
あまり高額なものは贈っていないようです。

贈り物以外にしたことは?

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「一緒に外食した」が約3割で最多、「手料理を振舞った」が約2割で2番手につけています。
男女平等が求められているとはいえ、現実的には女性が家事労働をすることが多いですが、母の日くらいは夕食づくりから解放しようということですね。
3番手には「日頃のお礼を言った(13.9%)」がつけています。
なお、母の日の夕食に食べたものは5割強が「普段通りの食事」と回答していました。特別なものは求めていないようです。

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最もやって欲しいことは?

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お子さんのいる女性829人を対象にした同設問、1位は「いつも通りで良い(27.5%)」、2位は「感謝の言葉が欲しい(13.6%)」となっていました。
多くの女性が母の日に特別なことは望んでいないようですが、世のお父さん達はせめて日頃の感謝の言葉を伝えるようにしましょう!

今回使用したアンケート


今回の記事は以下のアンケートを元に作成しました。

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出所:食の総合情報サイト ぐるっぱ(https://www.guruppa.jp/)
アンケート名:母の日アンケート2024
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国 男女
調査期間:2024年5月13日~5月19日
有効回答者数:1,418人

いかがでしたか? アンケート結果を見ると、驚きや新たな発見がありますよね。
ぐるっぱ事務局では、今後も定期的に食や生活にまつわるアンケート結果を掲載していく予定です。

なお、本記事に掲載されているグラフは、「食の総合情報サイト ぐるっぱ」より転載した旨をご記載下されば、有償提供される物への使用を除き、個人・法人問わず無料でご利用頂けます。

最後までご覧下さり有難うございます。次回も宜しくお願いします。