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アンケートをとってみた~ハロウィンの法則

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1970年代に日本に伝わり、2010年代後半から全国的な盛り上がりを見せ始めたハロウィン。今では秋冬のイベントの一つとして定着し、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?でも、よく考えたらハロウィンのことをよく知らない、他の皆はどう過ごしている?など、疑問も多いのではないかと思います。そこで今回は、ハロウィンに関するアンケートを取ってみました。自分は多数派?少数派?皆はどうしてる?など、記事をご覧になって確かめて下さいね。

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ハロウィンの由来は?

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そもそもハロウィンの由来は何なのか?皆さんがどう思っているのかを確かめてみました。
約4割の人が「キリスト教に由来」と回答しています。これはある意味では正解ですが、別の意味では不正解でもあります。というのも、ハロウィンという名称自体はキリスト教の「諸聖人の日=All Hallo」の前日「All Hallo Eve」が転じてのものですが、内容自体は古代ケルト人のドルイド教のサウィン祭が起源と言われているからです。
古代ケルト人の暦では、11月1日が元日(サウィン)、10月31日が大晦日(サウィン前夜)にあたり、10月31日から秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれたそうです。また、この日に死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくると信じられており、祝祭の一環として篝火が焚かれていたそうです。
約半数の人が「分からない」と回答していますが、「由来はよく分からないけど、仮装して楽しめればそれで良い」というのは日本人あるあるですね。

ジャック・オー・ランタンに使う野菜は?

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約7割の人が「オレンジ色のカボチャ」と回答しています。ハロウィンのイメージとしてジャック・オー・ランタンが描かれていますが、そのほとんどがオレンジ色のカボチャとして描かれています。でも実はコレ、本来は白いカブを使っていたそうです。
なんで白いカブがオレンジ色のカボチャに?と疑問に思いますよね。アイルランドやスコットランドから数多くのケルト系の人々がアメリカに移住したことで、アメリカにハロウィンが伝播しました。ですが、アメリカではカブはあまり栽培されておらず、手に入れやすかったカボチャで代用したと言われています。なぜオレンジ色かということですが、オレンジ色には収穫というイメージもありますが、オレンジ色のペポカボチャという品種は北アメリカが原産地であり、飼料用としてアメリカで盛んに栽培されていた(現在は観賞用)ということが要因です。ちなみに、オレンジ色のペポカボチャのことを英語で「パンプキン」と言い、日本でよく食べられる緑色のカボチャは「パンプキン」とは呼ばず、カボチャ属の総称である「スクウォッシュ」と呼ばれています。

仮装する本来の理由は?

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約4分の1の人が「悪霊になりすます」と回答しています。「ハロウィンの由来は?」の項に記載しましたが、10月31日には死後の世界との扉が開くと信じられていました。この時、あの世から先祖の霊が戻ってきますが、同時に悪霊もやってくると考えられていました。そうした悪霊に悪さをされないように、お化けに仮装して悪霊になりすますのが由来とされています。ですが、1920年に米国ミネソタ州アノーカで米国初の公的なハロウィン・パレードが開催され、仮装行列的な意味合いが強くなってきました。日本では、1997年に東京ディズニーランドでハロウィンイベントが開催されるようになり、ハロウィンの認知度が向上しました。2010年代には、ハロウィンに渋谷で多くの若者がコスプレに興じる様子がSNSで拡散されたり、TVで放映されたりして、ハロウィンにコスプレをする風潮が一気に全国に広まりました。

トリック・オア・トリートと言われたら何と言い返す?

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ご存知とは思いますが、「トリック・オア・トリート」とは元々「Treat me or I’ll trick you.」だった文が転じたもので、「私をもてなせ、さもなくばイタズラするぞ→お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ」という意味です。お菓子をあげる時の返答は、「Happy Halloween!(良いハロウィンをお過ごし下さい)」「Treat,of course!(もてなすよ勿論)」「Here you are!(はいどうぞ)」のどれでもOKです。約3割の人が「Happy Halloween!」と回答しており、最もメジャーな返答です。
中世のイギリスやアイルランドにおいて、10月31日「ハロウィン」、11月1日「諸聖人の日」、11月2日「諸魂の日」に貧しいキリスト教徒の人達が各家庭を回り、その家の死者のために祈りを捧げたり、賛美歌を歌ったりする対価として、お供え物のソウルケーキ(十字の模様をつけた、スパイス感のあるレーズンクッキーのようなお菓子)を貰うという風習がありました。そして、祖霊へ祈りや賛美歌を捧げるのを断ると、良からぬことが起こるとも考えられておりました。それがトリック・オア・トリートの起源と言われています。

ハロウィンパーティーをしたことはあるか?

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「ある」と回答した人は約15%でした。毎年ハロウィンについてメディアが取り上げていますが、実際にやっている人は少数派ですね。年代別に見ると、「ある」と回答した人は若い世代、特に女性が多くなっていました。これから10年、20年と世代を重ねるごとに増えていきそうですね。

ハロウィンパーティーで仮装したか?

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ハロウィンパーティー参加者のうち、約3分の2が「はい」と回答しました。全員が仮装している訳ではないようです。

コスチュームの購入先は?

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「自作」という回答が最も多いです。節約のために材料だけ買って自分で作るというのもあるでしょうが、誰もが注目するようなハイクオリティなものになると、ショップには売っておらず自作するしかないという事情もありますね。次点は「ネット通販」で、リアル店舗では取り扱いのない、ニッチなものも売っているのが魅力ですね。

ハロウィンパーティーを行った場所は?

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約6割が「自宅」と回答しています。コスプレしたまま外に出るのは、やっぱり恥ずかしいですからね。若い女性ならまだしも、筆者のような脂ぎった中年男性がコスプレして街に出たら、おまわりさんから職務質問されそうですし。

ジャック・オー・ランタンを作ったことはあるか?

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「ある」と回答した人は約3割でした。カボチャの中身をまるごと1個くり抜くのは大変ですし、くり抜いた中身をどう使うか迷いますよね。何より、日本で売っているカボチャは緑色の西洋カボチャであって、オレンジ色のぺパカボチャじゃないので、ジャック・オー・ランタンっぽさが出ないんですよね。サカタのタネが西洋カボチャを品種改良した「プッチィーニ」は、食用カボチャの美味しさ、黄色い色、手のひらサイズという特徴があり、ジャック・オー・ランタンにするのに良いかもしれません。

ハロウィンに食べたものは?

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カボチャプリンという回答が約3割でトップに。美味しいですし、買い求めやすいのがポイントですね。次いで、カボチャポタージュ、カレー、寿司、ピザという回答が多めでした。ハロウィンにカレー?ピザ?って思いましたが、ハロウィン頃のスーパーのチラシを見ていると、ハロウィンらしいデコレーションをしたカレーやピザが掲載されていました。

今回使用したアンケート

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今回の記事は以下のアンケートを元に作成しました。

出所:食の総合情報サイト ぐるっぱ
アンケート名:ハロウィンの法則について
調査方法:インターネット調査
調査対象:日本全国 男女
調査期間:2022年11月8日~2022年11月14日
対象回答者数:1,467人
いかがでしたか? アンケート結果を見ると、驚きや新たな発見がありますよね。
ぐるっぱ事務局では、今後も定期的に食や生活にまつわるアンケート結果を掲載していく予定です。

なお、本記事に掲載されているグラフは、「食の総合情報サイト ぐるっぱ」より転載した旨をご記載下されば、有償提供される物への使用を除き、個人・法人問わず無料でご利用頂けます。

最後までご覧下さり有難うございます。次回も宜しくお願いします。